【和こころ】とは

【和こころ】は、「ホンモノ」と言われる方々とのかかわりを通して、誇りを持って世界で活躍する日本人を育てるプロジェクトです。

数百年の伝統を引き継ぐ職人、業界の常識を打ち破って新しい道を開拓するクリエイター、たくさんの素晴らしい“モノ”を創り出す“ヒト”に焦点を当て、彼らの生き様から「ホンモノの魅力」の源泉を可視化し、その“志”を現代の産業の中に引き継いでいくことを目指して様々な企画を展開していきます。

千年先も色あせない魅力

2014年、ご縁があり京都を中心に、全国で活躍する伝統産業の重鎮に話を伺う機会をいただきました。彼らの話を聞いた時、心をわし掴みにされ、魂を揺さぶられました。彼らの作った“モノ”を見た時、素人にもかかわらず、一般的に見るものとは明らかに異なる「圧倒的な違い」を感じることができました。なぜ日本のモノ作りがすごいと言われるのか、その理由を少しだけ理解できた気がしました。千年先を見据えて活動を続ける彼らの生き方に衝撃を受けるとともに、人生の指針のような、勇気のような「なにか!」を貰った気がしました。

この感動を共有したい!彼らの生き方を知ればきっと「カッコいい!」「真似したい!」と思う人が増える。える人たちと繋がり、「ホンモノ」とは何なのか?何を大切にし、どう生きるのか?を考えることができれば、

そんな想いで【和こころ】を立ち上げました。

本当に大切にすべきもの

和こころの特徴は、“モノ”ではなく、“ヒト”に焦点を当てていることです。各業界の重鎮と話をする中で、仕事に対する姿勢の違いに衝撃を受けました。そこには圧倒的なこだわりと想いが詰まっています。
職人は頑固で気難しいという一般的なイメージとは全く違う、彼らの生き様のカッコよさに感動しました。業界は違ってもその仕事に対するこだわりの根っこは同じなのです。

 

日本礼賛の機運が高まり、メディアでも伝統産業が取り上げられることが増えてきました。「伝統産業」がブランドとして扱われ、その技術を継承したと20代の若手職人が特集されている状況についても見え方が変わってきました。「伝統産業」というブランドに乗っかって名前を売るのではなく、追求してきたものが「伝統産業」と呼ばれるようになってしまった。それは決して褒められることではない。伝統産業に認定されるのは、自分たちの仕事が衰退していくという太鼓判を押されたことと同義だと、彼らは言います。

そして、時代の流れと共に産業は変わる。自分たちの産業は時代の流れで無くなっていく。その中で私たちが継承すべきものは何なのか?
様々な業界の方々に話を伺う中で、それは技術ではなく、彼らの生き様なのだと感じています。技術の継承ももちろん大切ですが、長い年月をかけてなぜその技術が継承されてきたのか、技術の裏側にある、職人たちの“志”こそが、素晴らしい技術と製品を生み出す魅力の源泉なのだと考えています。

武士のいない現代に、武士道の精神を大切にしている経営者がいるように、伝統産業ではなくても彼らのモノづくりに対する心構えや考え方は継承することができる。私たちは、モノづくり日本の魅力の源泉となっているのは、伝統産業の技術ではなく、伝統産業の中にある「精神」なのだと確信しています。

現在も世界で活躍する日本人、そして、これからの時代に海外に出ていく日本人が、引き継がれてきた日本の心を再認識した上で世界中の人たちとコミュニケーションを取る世界になれば、世界中で志を持った人たちと繋がり、日本人としての誇りを持ってより一層活躍できると信じています。

私たちは、私たちが「和こころ」の活動で出逢った人たちから受けた衝撃や感動を、より多くの人に伝えるために活動を続けていきます。